横浜美術館 コレクション展 2025/6/28-11/3
戦後80年特集展示「平和であることへの、控えめななにごとかを」
奈良原一高「Blue Yokohama」
ハイライト「サルバドール・ダリ、ポール・セザンヌ、奈良美智」
アーティストとひらく
戸田沙也加展 沈黙と花
友人と行った。
2025年は戦争について考える機会が多く、今回もたまたまではあったが、戦争がテーマの展示を見ることができた。
全体的に写真の数が非常に多く、印象的な(教科書にも載っているような)作品も何枚かあった。
ベトナムの戦争博物館でも飾ってあった、沢田教一さんの作品もあった。
いつものように、気に入った作品と作者の情報を自分の備忘録用にまとめる。

宮川香山
高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒大香炉
1842-1916年
京都 真葛ヶ原
高浮彫の創始者
欧米に流行していた薩摩焼を研究
庭で鷹や熊を飼っていたとか?!

ジョン・アームストロング
復活祭の分析
1893-1973年
イギリスでシュルレアリスムを受け入れた画家の一人。
自身の作品に「飛行機」をしばしば登場させる。

ジョアン・ミロ 1893-1983年
ルイ・マルクーン 1878-1941年
ミロの肖像
ルイ•マルクーン
ポーランド生まれ パリで活躍した画家
キュビズム
ジョアン•ミロ
スペイン生まれ
スペイン内戦中にパリで活動
シュルレアリスム
マルクーンは技術面、特に版画・線彫り・刻線技法などに優れており、ミロが、それまであまり使っていなかった、あるいはそれほど得意ではなかった技術面の補強・実践をするうえで協力関係を結ぶ意義があったと思われる。
ミロの作品は無垢で自由な作風から、社会情勢などとは無縁とみなされた時期もあった。
ミロは確実に自らを取り巻く状況やそれに伴う感情を作品の反映させている。

斎藤義重
カラカラ
1904-2001年
構成主義やダダに影響を受ける。

浜田知明
幼きキリスト
1917-2018年
1939年、中国大陸に派遣される。
1950-1954年初年兵哀歌を中心に戦争をテーマにした作品に取り組む。

風間サチ子
戦後60年双六
1972年生まれ
https://www.mujin-to.com/artist/kazama/
「現在」起きている現象の根源を「過去」に探り、「未来」に垂れこむ暗雲を予兆させる黒い木版画を中心に制作する。

左
双生児対話
小川原脩 1911-2002年
右
戸田沙也加 1988年生まれ

砂漠の花
小川原脩

花と蝶
ジョアン・ミロ
2枚の絵に描かれている花はカンナ
カンナは、真夏の炎天下に大きな葉の間から鮮やかな花を咲かせる、中南米原産の花。
当時、朝日新聞のカメラマンであった松本栄一は、このカンナの花を広島で撮影。この写真は戦後、広島平和記念資料館において希望のシンボルとして語られるようになった。
カンナの花をテーマに戸田沙也加さんは作品を作っている。
詳細はこちら
アーティストとひらく 戸田沙也加展 沈黙と花 - 横浜美術館|Yokohama Museum of Art

サルバドール・ダリ 1904-1989年
ニュートンを讃えて
ダリはこの作品で、リンゴが落ちる現象から物質にはたらく力としての万有引力を発見した、科学者アイザック・ニュートンに思いを寄せました。自然の法則をみつけたニュートンが、ひとりの人間としてではなく、「法則」の象徴として語られることを懸念したダリ。
人間性が消された状況を、脳と内臓をくりぬいた姿で表しました。

サルバドール・ダリ
ヘレナ・ルビンシュタインのための
装飾壁画 幻想的風景
ー暁、英雄的正午、タベ
化粧品業で財を成したヘレナ・ルビンシュタインの依頼を受け、彼女の自宅を飾る壁画としてこの作品を描いた。
3枚のうちの中央の一枚のみ撮影。

作品の写真は撮ってないが文章を添えて
<星・星の数> 戸村浩
1938年〜
星は空の星となった死者のシンボル
空襲で全てを失った戸村さんは「科学が発展するごとに争いは悲惨になり、その戦争がまた科学を発展すること」に気づく。
感想
私はサルヴァドール・ダリが好きだが、毎度、絵、上手いなーと感心する。
モチーフにさまざまな意味が込められており、それらを考えることが楽しい。
ミロも好き。
日本のシュルレアリスム作家として小川原脩さんを今回の展示で初めて知った。
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